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インシデントセンター


インシデントセンターは、Guance プラットフォームの中核機能であり、システム監視によって自動的に検出された異常イベント(インシデント)の管理に特化しています。インシデントの発見から対応・解決、事後レビューに至るまで、ライフサイクル全体をカバーする標準化された処理フローを提供します。

インシデントとは

Guance において、インシデントとは、お客様が設定したモニターが自動的に検出し生成するシステムの異常イベントです。モニターがメトリクスの閾値超過、ログエラー、アプリケーションパフォーマンスの低下などを検出すると、インシデントレコードが作成されます。

インシデントには、以下のような中核的特徴があります。

  1. 手動介入を必要とせず、完全にモニタリングルールによって駆動されます。
  2. システムは短時間に同じ根本原因で発生した重複アラートを自動的に1つのインシデントに統合し、アラートストームを効果的に抑制します。
  3. 発見から対応、レビューに至るまで、各プロセスに証跡が残ります。

インシデントの発生源

インシデントの発生は、事前に設定された監視体系に完全に依存しており、自動化された監視の結果です。これらの監視ルールは、インフラストラクチャ、アプリケーション、ログなどのデータを継続的にチェックします。いずれかのデータがルールで設定された正常範囲を超えた場合、「異常」と判定され、インシデントフローがトリガーされます。

インシデントを発生させるためのモニター設定方法については、モニター設定ガイド を参照してください。

中核的概念

インシデントセンターは、以下の3つの中核的概念を基盤として構築され、完全なインシデント対応体制を構成します。

概念 説明 中核的な説明
インシデント(Incident) 手動対応が必要な異常イベント ステータス遷移:Open(未処理)→ Working(処理中)→ Resolved(復旧済み)→ Closed(クローズ済み)
オンコール(On-call) インシデント通知を受け取る担当者またはチーム タグ照合によるインシデントの自動ルーティングにより、適切な担当者に確実に通知
エスカレーションポリシー(Escalation) インシデントが適時に対応されなかった場合のエスカレーション機構 インシデントがタイムアウトしても応答がない場合、自動的に追加の担当者や上位者へ段階的に通知し、対応の遅延を防止

インシデントの管理方法

すべてのインシデントは自動的にインシデントセンターに集約され、一元管理されます。ここで、表示、対応、レビューに至るまでのすべての操作を実行できます。

1. インシデント一覧の表示

インシデント一覧ページでは、すべてのインシデントを一元的に参照し、全体の状況を迅速に把握できます。一覧はステータス、重要度、担当者などの多次元フィルターに対応しており、最も重要なインシデントを優先的に処理できます。

2. インシデント詳細の確認

任意のインシデントをクリックすると、その詳細ページに移動します。これはインシデント解決のための主要な作業インターフェースであり、以下の3つの主要機能を提供します。

  • 完全なコンテキスト:システムは、インシデントに関連する全リンクデータ(パフォーマンスメトリクス、エラーログ、トレース、インフラストラクチャトポロジーなど)を自動的に関連付けて表示します。複数のモジュール間を手動で切り替える必要はありません。
  • 影響範囲の可視化:直近2時間のデータに基づき、インシデントの影響範囲を直感的に表示し、問題の深刻度や波及範囲を迅速に判断できます。
  • コラボレーションタイムライン:すべてのステータス変更、担当者交代、チーム内での議論、および重要な操作がシステムによって自動的に記録され、完全な監査可能な対応タイムラインが形成されます。事後レビューに役立ちます。

3. 対応フローの遵守

インシデントの対応は、標準化された一連のフローに従い、各プロセスが明確で制御可能であることを保証します。

ステップ1:自動通知と応答

システムは、事前に設定されたオンコールルールに従って、一次担当者に自動的に通知します。インシデントが所定の時間内に対応されなかった場合は、エスカレーションポリシーに従って、自動的に後続の担当者やチームに通知されます。これにより、多層的な応答体制が構築され、インシデントの見落としを防ぎます。

ステップ2:集約情報に基づく分析と特定

担当者は、インシデント詳細ページで関連するすべてのデータを集中的に確認し、システムが提供する集約分析環境を利用して根本原因を特定します。複数のツールを切り替える必要はありません。

ステップ3:標準化されたプロセス追跡

対応プロセスは、標準的なステータス遷移(Open → Working → Resolved → Closed)に従って進めます。すべての重要な操作とチーム内のコミュニケーションはシステムによって自動的に記録され、プロセス全体の追跡可能性と責任の明確化が保証されます。

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