サービス¶
サービスは集中観測のエントリポイントとして、分散システムのパフォーマンス指標、呼び出しトポロジ、および全量のテレメトリデータ(トレース、ログ、インフラストラクチャなど)をグローバルな視点で提供します。これにより、全体の状態概要から個別サービスの詳細な診断に至るまで、統合的な分析機能を実現します。サービスアセットは統合カタログで一元管理されます。
パフォーマンス指標¶
パフォーマンス指標の一覧は、サービスの健全性を評価するための主要なデータセットを提供します。現在のワークスペース内の全サービスに関するパフォーマンスデータ(リクエスト数、エラー率、応答時間などの主要指標)をリスト形式で集中表示します。
これにより、グローバルな視点から各サービスの実行状態を迅速に評価し、フィルター、検索、時間ウィジェットなどの機能コンポーネントを使用して、異常(エラー率の急増、応答時間の延長など)を示す対象サービスを素早く特定できます。これは、その後の分析の明確な出発点となります。
サービスマップ¶
サービスマップは、トポロジー図を使用して、サービス間の呼び出し関係と全体的な依存構造を明確に表現します。これにより、分散していたトレース情報を理解しやすい「マップ」に集約し、特定のサービスがどの上流サービスに依存し、どの下流サービスから呼び出されているかを直感的に把握できます。
このような全体の依存関係ビューは、システムアーキテクチャの理解、変更の影響範囲の評価、および障害発生時の問題連鎖の迅速な特定に不可欠です。
サービスアセット¶
サービスアセットは統合カタログ > サービスに統合されました。統合カタログでは、サービスの表示、追加、編集、および関連するビジネス属性の管理が可能です。
統合カタログを使用することで、テクノロジーエンティティ(サービス)を開発や運用の日常業務コンテキストに関連付けることができ、サービスアセットから関連情報を迅速に確認できます。
サービス詳細¶
任意のサービスをクリックすると、そのサービス詳細ページが表示されます。このページは、該当サービスのすべてのテレメトリデータを集約した統合分析画面を提供します。ページ上部のタブにより、分析ダッシュボード、リソース呼び出し、インフラストラクチャ依存関係、トレース、ログなど、さまざまな観測視点がシームレスに統合されています。
これにより、単一サービスに焦点を当てた詳細な分析を、異なる機能モジュールを切り替えることなく、同一画面内で完了できます。例えば、マクロなパフォーマンスチャート(分析ダッシュボード)から開始し、最も時間のかかるAPIエンドポイント(リソース呼び出し)を確認し、その完全な呼び出しトレース(トレース)を追跡し、最後にサービスを支えるホストやコンテナのリソース状態(インフラストラクチャ依存関係)を確認する、という流れが可能です。


