カスタム作成¶
ここでは、企業固有のデータ保護ニーズに応えるため、カスタムの機密データスキャンルールを作成する方法を説明します。
設定手順¶
ステップ 1:スキャン範囲の設定¶
-
データタイプ:スキャン対象のデータタイプを選択します(例:ログ、メトリクス、トレース、ユーザーアクセスデータなど)。
-
データフィルター:フィルター条件を使用してスキャンするデータ範囲を制限し、全量スキャンによるパフォーマンスへの影響を回避します。
ステップ 2:マッチングルールの定義¶
-
ルール名:識別と管理のためのカスタムルール名を指定します。
-
正規表現:機密データにマッチする正規表現を指定します(例:
\d{18}は 18 桁の身分証番号にマッチします)。 -
データテスト:データの文字列を入力し、「テスト」をクリックすると、正規表現にマッチするかどうかを確認できます(❗️ テストデータは保存されません)。
正規表現の例
-
身分証番号:
\d{17}[\dXx]または\d{18} -
電話番号:
1[3-9]\d{9} -
銀行口座番号:
\d{16,19} -
メールアドレス:
\w+@\w+\.\w+
ステップ 3:機密データ処理の設定¶
マスキング対象フィールド範囲¶
-
全フィールド:マッチした機密データが存在するすべてのフィールドをマスキングします。
-
指定フィールド:指定したフィールドのみをマスキングします(デフォルトで選択)。
-
除外フィールド:指定したフィールド以外のすべてのフィールドをマスキングします。
マスキング方式¶
-
汎用マスキング:マッチしたすべての機密データを
*で置き換えます。 -
部分マスキング:機密データの一部の文字列を
*で置き換え、一部の機密情報を保持できます(例:電話番号 *1005)。 -
置換マスキング:指定した文字列でマッチしたすべての機密データを置き換えます。置換後は元に戻せません。
-
MD5 ハッシュ化:任意のデータを固定長の文字列にハッシュ化します。ハッシュ化後は元に戻せません。
MD5 ハッシュ化の特徴
- 固定長:どのような長さの文字列でも、ハッシュ化後の長さは 32 桁で固定されます。
- 高い拡散性:元のデータにわずかな変更を加えるだけで、ハッシュ結果が大きく異なります。
- 不可逆:ハッシュ結果から元の文字列を復元することはできませんが、フィルタリングや位置特定は可能です。
タグの追加¶
マスキング後のデータにカスタムタグを追加し、後での識別と管理を容易にします。複数のタグはカンマ , で区切ります。
関連情報¶
以下の内容もご参照ください。