OWL¶
OWL は、Guance がツール化・インテリジェント化に提供する統一機能エントリポイントであり、OWL CLI と OWL MCP Server の2つの接続形態をサポートします。
OWL を介して、ユーザーは Guance 内のメトリクス、ログ、イベント、モニター、ダッシュボード、APM、RUM、インフラストラクチャーなどの機能を統一された方法で呼び出すことができます。
OWL は Guance コンソールや Open API を置き換えるものではなく、既存の機能の上に、ツール呼び出し、自動化オーケストレーション、AI Agent による利用に適したラッパーエントリポイントを提供します。
動作方式¶
flowchart LR
user["ユーザー/スクリプト"] --> cli["OWL CLI"]
agent["AI Agent / MCP クライアント"] --> mcp["OWL MCP Server"]
cli --> owl["OWL ツールカタログと実行サービス"]
mcp --> owl
owl --> platform["Guance プラットフォーム機能"]
OWL CLI と OWL MCP Server は同一のプラットフォーム機能にアクセスしますが、異なる接続形態とユースケースを対象としています。
| 接続形態 | ユースケース | コア機能 |
|---|---|---|
| OWL CLI | ローカルコマンドライン、スクリプトと自動化フロー | ツールカタログの同期、ツール説明の確認、ツールの実行、Agent Schema のエクスポート |
| OWL MCP Server | AI Agent、MCP クライアント統合 | Model Context Protocol に基づく標準化ツールサービスインターフェースの提供 |
ユースケース¶
- 端末でメトリクス、ログ、イベント、モニター、ダッシュボードなどの情報をクエリする
- 導入・デリバリーの過程で、顧客のワークスペースにおけるオブザーバビリティ機能を迅速に検証する
- Guance の機能を MCP 対応の AI クライアントに接続する
- Agent が自然言語で Guance のクエリ、分析、管理ツールを呼び出せるようにする
- 同一組織のワークスペースリスト(same-org)や専用のクロスワークスペース Trace クエリツール(
owl.data.same_org.trace.query)、SLO リスト(owl.slo.list)、ドキュメント検索(mdsearch)などの機能を活用して、クロスワークスペースのトラブルシューティングとクエリを実行する
使用制限¶
- OWL のアクセス権限は、使用する API Key に従います。API Key がアクセス権限を持たないリソースには、OWL もアクセスできません。
- 書き込み系ツールは Guance 内のリソースを変更します(例:ダッシュボードの作成、モニターの更新、コメントの追加など)。
- AI Agent や MCP クライアントに接続する場合、書き込み操作には人間による確認または承認メカニズムを設定し、予期しない変更を防ぐことを推奨します。
クイックエントリ¶
シナリオ1:コマンドライン操作¶
開発者、運用担当者、導入・デリバリー担当者が手動でクエリや管理タスクを実行するのに適しています。
シナリオ2:AI Agent 統合¶
プラットフォーム機能を大規模言語モデルアプリケーションに統合し、自然言語での対話を実現するのに適しています。